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上水道工事に使われる塩ビ管の種類3選!

こんにちは、有限会社千田建設です。
この記事では、上水道工事に使われる塩ビ管の種類を3つご紹介します。
上水道工事とは、上水管を敷設して水道水を供給する工事です。
上水道工事は、安全で清潔な水を確保するために重要ですが、同時にさまざまな種類の塩ビ管を使い分ける必要があります。
そこで、弊社では、以下のような塩ビ管を使用しております。
ぜひ最後までお読みください。

圧力用の上水道埋設、建築給水に使われるVP管

VP管
VP管とは、塩化ビニルというプラスチック素材でできた圧力用の塩ビ管です。
主に、圧力用の上水道埋設用や建築給水用に用いられますが、集合住宅の排水や通気配管などにも使用されている素材です。
VP管は以下のような特徴があります。
・硬くて丈夫なので、高圧や高温にも耐えられる
・防火性や防腐性が高く、燃えたり腐食したりしにくい
・接着剤や溶接などで簡単に接続できる
更に、VP管の外側は丈夫で、内側はなめらかで摩擦抵抗が少ないので、粘着性の高い液体でも付着しにくい特徴があります。

水道管として人気の「HIVP管」

HIVP管とは、高分子化合物を添加した塩化ビニルでできた改良型の塩ビ管です。
HIVP管は以下のような特徴があります。
・軽くて柔らかいので、取り扱いや施工が容易
・耐久性や耐圧性が高く、錆びたり破裂したりしにくい
・内面が滑らかで、水の流れや品質に影響を与えない
HIVP管は、加工がしやすく施工も容易なため、工事費用が安く抑えられるメリットがあります。
しかし、プラスチック樹脂は急激な温度変化に弱い点には注意が必要です。
特に冬場、水道管が凍結すると穴が開く可能性や破裂する可能性もある点は、デメリットといえるでしょう。

耐熱性に優れた「HTVP管」

HTVP管とは、耐熱性を向上させた塩化ビニルでできた特殊な塩ビ管です。
HTVP管は以下のような特徴があります。
・高温でも変形や軟化しにくい
・熱伝導率が低く、断熱効果が高い
・耐圧性や耐薬品性も優れている
HTVP管が使われるのは、給湯配管や冷暖房管、温泉配管など耐熱性を生かせる場所です。
ただし、機能性が高い分、配管コストが高くなるのはデメリットといえます。
以上が、代表的な塩ビ管の種類3選です。
これらの塩ビ管はそれぞれ特徴やメリットがありますが、どれも安全で清潔な水道水を供給するために必要な水道管です。

上下水道工事の公共工事に対応しています

電卓とノート
有限会社千田建設では、ドローンによるuav測量や三次元測量を用いた公共工事に対応しております。
対応エリアは横浜市をはじめとした神奈川県全域です。
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