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下水道工事「合流式」のメリット・デメリットとは

こんにちは!有限会社千田建設です。
拠点を神奈川県横浜市に構え、神奈川県内一円で下水道工事、上水道工事、舗装工事、維持工事を行っている会社です。
今回は、弊社が行う下水道工事の中でも、合流式という方式についてご紹介します。
合流式とは、生活排水と雨水を同じ管で排出する方式のことです。
合流式のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

合流式下水道のメリットとは

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合流式下水道のメリットは、以下の3つです。
1つ目は、管の本数が少なくなることです。
合流式では、生活排水と雨水を同じ管で運ぶため、管の本数が1本で済みます。
そのため、敷設スペースや管理面で有利になる可能性があります。
例えば、ガス管や水道管など他の地下埋設物との競合が減るため、分流式に比べ、管の敷設が容易になるかもしれません。
2つ目は、維持管理のしやすさです。
排水設備から公共下水道までの管が1本になるため、分流式より単純な構造になり、維持管理がしやすいでしょう。
3つ目は、分流式に比べ、建設費が安くなることです。
汚水管、雨水管を分ける分流式は2本管が必要ですが、それが1本で済むため、自ずと建設費は安くなります。

合流式下水道のデメリットとは

合流式下水道のデメリットは、以下の2つです。
1つ目は、生活排水と雨水を別々に処理できないことです。
合流式では、生活排水と雨水を同じ管で運ぶため、それぞれに適した処理方法を選択できません。
例えば、生活排水は汚れや臭いが強いため、浄化槽や下水処理場などできちんと処理する必要がありますが、雨水は比較的きれいなため、本来ならそのまま河川や海などに放流できます。
しかし、合流式では両方を同じように処理する必要があるため、雨水が雨天時に汚水より増えてしまうと、汚水が川や海に放流される可能性があります。
2つ目は、合流式は管径が大きく、勾配も小さくなるため、天気が良いと流れが緩やかになりすぎ、汚濁物が管内に堆積しやすいです。

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以上が、合流式下水道のメリットとデメリットになります。
合流式下水道は、敷設コストや管理に優れた方式ですが、注意点もあります。
有限会社千田建設は、三次元測量やuav測量を使った公共工事も手掛けており、高品質な下水道工事をご提供可能です。
高度な技術や多数の工事実績、豊富な経験に基づく柔軟な対応力で、最適な施工を行わせていただきます。
神奈川県内で下水道工事や上水道工事、舗装工事、維持工事をお考えでしたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。