知っていますか?下水道施設の仕組み
こんにちは!
神奈川県横浜市を拠点に、水道工事や舗装工事などを主に手掛けております、有限会社千田建設です。
昭和57年に創業し、今ではuav測量や三次元測量といった新しい技術も施工に取り入れながら、困ったときに頼れる街の設備の専門家を目指して活動を続けてまいりました。
水道使用量が記載されている用紙を見ると、上水道と下水道、それぞれの使用量が記載されていますよね。
今回はこの下水道について、どのような仕組みになっているのか簡単にご説明いたします。
今まで「下水道料金ってなんだろう?」と疑問に感じていた方は、ぜひ参考までにご覧くださいね。
下水道施設とその仕組み
下水道施設とは、管渠(かんきょ)やポンプ場、終末処理場から主に成り立っています。
家庭から出た生活雑排水や汚水は、最終的に下水処理場に運ばれていくのですが、下水処理場までの通り道が必要です。
通り道は道路などの地下に埋設されており「管渠」と呼んでいます。
管渠は勾配を付けた状態で敷設されていて、汚水は自然と下流のほうに流れていくのですが、下流へ流れる過程で管渠が深くなりすぎないように、ポンプ場で汲み上げる作業が必要です。
またポンプ場では、集めた雨水を河川や海域などに排水もしています。
下水処理施設では集めた汚水を処理して、きれいな状態にします。
下水の排除方式
汚水や雨水の下水排除方式には2種類あり、合流式下水道と呼ばれるものと、分流式下水道と呼ばれるものがあります。
汚水と雨水を同一の管渠で集水するかしないかの違いですが、合流式下水道のほうが建設コストは安価です。
しかし構造的に、雨天時にまだ処理されていない汚水が雨水と一緒に公共用水域に排出されるというデメリットもあるので、どちらの方式が適切か十分に見極めなければなりません。
適切な下水道工事で未来の環境を守ります
今回は下水道のことについてお話しいたしました。
下水道施設がなければ、汚れた水をただそのまま排出するばかりで、環境を汚染してしまうことになります。
未来の環境を守るためにも適切な下水道工事を行い、きちんと汚水が処理される仕組みを維持していかなければなりません。
弊社では今だけでなく、未来の環境も守れる施工を皆様のもとにお届けいたしますので、下水道工事のみに限らず、上水道工事などのご依頼もお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。